睡眠薬の値段と副作用で太るという話の真偽は

不眠や鬱に悩まされて、医師に睡眠薬を処方してもらっている方にとっては薬の副作用が心配なところですね。その中には「睡眠薬を飲み始めたら太った」というものもあります。この副作用に関する噂は本当なのでしょうか。
結論から言うと睡眠薬そのもので太ると言う事はありません。薬自体にそれほどの高カロリーが含まれているわけでもなく、副作用で太る効果の科学的な論拠はないからです。
ではなぜ太る方がいるのか?それまで眠る事が出来ずに体が不眠のストレスを受けて痩せていたのが、薬によって睡眠をとれた事により緩和されて食欲が戻り、体重が増えたと言うのが正確なところでしょう。太った、というよりは少し健康に近づいたと言えるかも知れません。またドグマチールの様にもともとは胃薬の一種として使われていた薬などは、胃酸を抑えて調子が良くなり、食欲が増進する事もあります。
他の原因としては、薬の副作用でやや便秘がちになる事は確かにあります。睡眠を改善する薬でも胃や腸に負担がかかる事はあり、宿便の分だけ体重が増えることも考えられます。
一般的なドラッグストアで購入できる睡眠導入剤としては、ジフェンヒドラミン塩酸塩が配合されている物があります。これは催眠鎮静作用をあらわすと言われている成分で、風邪薬や花粉症の薬にも配合されています。値段は10錠で1000円から2000円といったところです。
漢方薬もありますが、こちらはお値段に幅があり、5000円前後の錠剤タイプから2万円くらいする粉末のものもあります。保険が適用になるタイプのものを漢方外来のある病院で処方してもらうと、そのお値段が大分安くする事が出来ます。
睡眠薬で直接太る事はありませんから、それよりもお値段と体質にあった物を処方してもらい、用法を守って服用しましょう。